SEOはインターネット広告の中で最強の広告効果のジャンルに

これからSEO市場は伸びていくと思いますか。
それとも衰退していくと思いますか。

独断すればSEO市場は、インターネット広告ほどの伸びは無いにしろ、緩やかに成長していくものと考えています。
本当は、インターネット広告に引っ張られる形で、もっと成長率を高めて欲しいところですが、結局のところ、SEOも広告形態のひとつと考えれば、インターネット広告に含めてもいいのではないでしょうかね。

SEOは数あるインターネット広告の手段のひとつに過ぎません。
全くSEOを考慮していないウェブサイトでも、きっちりと目的を達成しているウェブサイトも数多く存在しています。

が、検索という行動が、インターネットの入り口である以上は、SEOは出来ればお金を掛けてでもやっておきたい施策なのです。

ネットユーザーは、
・パソコンを立ち上げる
・メールを読む
・ポータルサイトを閲覧する
・検索する
・ブックマーク登録サイトを巡回する
の何れかの行動によって、インターネットの世界へ入っていくわけです。

ポータルサイトで広告をクリックしたりメールマガジンの広告リンクをクリックするかも知れませんが、必要のないモノや無関心なジャンルの広告はクリックしないでしょう。
しかし、検索という行動は、明らかに何らかの意図があって、成される行動です。

この意図を汲み取ることがSEOであり、他の広告とは違った反応を期待できるのです。

SEOはSEMの作業範囲のひとつであることを認識せよ

検索エンジンを利用したマーケティングをSEMと言いますが、キーワード広告つまり検索連動型広告がSEMだと考えているであろう記事やウェブマーケティングのコンサルティングを請け負う会社があります。

検索連動型広告は、あくまでも手段であって目的ではありません。
SEOについても同様なのですが、どうも手段と目的を混在している向きがあるので、ここではっきりとおさらいしてみたいと思います。

検索エンジンを利用して集客し、コンバージョンを得るための戦略がSEMすなわち検索エンジンマーケティングです。
SEMはある意味戦略論であり、考え方なのです。
その戦術論としてSEOや検索連動型広告などがあるわけです。

もっと大きな括りまで遡ると、WEBマーケティングという戦略論の中には、検索エンジンを利用したマーケティングのSEMがあり、公共メディア利用つまりプレスリリースや新聞・雑誌・紙媒体広告、メールマガジンやキャンペーンサイトなどの戦術があるわけです。
SEMもWEBマーケティングの戦術のひとつでもあるように、何をメインとするかによっては戦略にも戦術にもなるのです。

このエントリーでは、SEMを戦略とするSEOの在り方を書くわけですが、もうお分かりのようにSEOは戦術レベルで認識しなければなりません。
SEMではSEOと検索連動型広告の併用がもっとも集客リスクを抑えることがわかっています。