ウェブサイトの表示速度が検索ランキングに影響するのは米国だけか?

都市伝説と思っている時期もあったのですが、ウェブサイトの表示速度がSEOに影響するということを、Googleではほぼアルゴリズムに組み込んでいるようですね。

考えてみれば、ごく自然なことですよね。
インフラが整っている現在では、動画がコンテンツと同居することは当たり前になってきましたから、ユーザーをイライラさせないことは、サービスの向上のひとつですよね。

テキストと静止画がベースのウェブサイトから歴史は出発していますから、ファイルが軽いことは、原理原則からすると最も好ましいことでしょう。

が、現代のウェブサイトは、ファイルを軽くしなくても、通信技術とインフラの整備のお陰で、表示速度についての概念が薄れかかっている時期だったかもしれません。
そこにきて、Google検索専門のSEOにおいて表示速度の関係を持ち出してきたものですから、色めき立つのも無理はないかもしれません。

ただ、表示速度と検索順位の関係性は、まだ確証が無いんですよ。
どちらかと言うと、ユーザーフレンドリーなウェブサイトは、それを考慮しないウェブサイトよりは、評価は上がるだろうという仮説レベルの話に留まっています。

米国では、どうも検索ランキングに影響が出ているようですが、日本では、まだ手ごたえがわからないですね。